ヨガの学び

大好きなヨガの先生のクラスの復習を兼ねて学んだことと所感をごちゃ混ぜで。

 

ヨガのアーサナ(ポーズ)は肉体を浄化するためにやる。

 

ねじったり、曲げたりすることで、体内に蓄積されている不要なものをえぐり出す。

胸式のウジャイ呼吸をすることで、体内に熱を作り出し、血流を良くし、内臓の機能を活性化し、体内の毒素の排出を促す。

 

また、ヨガで日常生活では行わない動きを行うことで、身体の使い方の癖を取る。身体に無意識でいると、身体は同じところを同じように使い、身体の動きはパターン化されてしまう。

このことは、心の動きのパターン化につながる。いつも同じように考え、同じように感じ、同じように反応する。心の癖、思考の癖は厄介である。なぜならば、パターン以外のことが起きた時に受け入れがたく、冷静に対処ができなくなるから。

 

心の癖はいきなりは取れない。そもそも本人は自分の癖には気づきにくい。

しかし、身体の癖は、ヨガをするとわりと気がつきやすい。だから、まず身体の動きの癖に気づき取り除いていく。

すると身体の柔軟性があがり、可動域が広がる。

身体が変わると、心も変わる。

 

心や思考が柔軟になり、可動域が広がると、それだけ、自分の器が大きくなり、自分の内側に受け入れられるものが増える。

自他の融合である。

 

ヨガ という言葉の語源は、つなぐとか結ぶとか、英語で言うUnityの意味をもつらしい。

 

人生の課題のひとつは、受け入れ難きを受け入れ、他人や周囲の環境と調和し、協調し、融合し、自分の器を大きくしていくことではなかろうか。

 

インドでは、肉体は、最小単位の乗り物であると言われている。何の乗り物か?それは、魂の乗り物。わたしたちは、魂の『◯◯したい』という思い、つまり好奇心を肉体に乗せて、実現していると考える。

 

ヨガでは、その乗り物である肉体を、お城として、大切に扱う。お城の中にいる王様(魂)をお守りする意識で。

お城には、9つの門があると言われている。肉体が外部と直接つながっている、穴という穴のこと(目、耳、鼻、口、肛門など)。

ヨガには、この門を浄化する方法(クリヤ)がたくさんある。各門には粘液が存在する。この粘液には、外部から侵入する不要なものが溜まりやすいため、肉体の浄化のためには、クリヤが必要不可欠となる。

 

ハタヨガには、身体を動かす練習(アーサナ)と、動かさない練習(ヨガニードラ)がある。

どちらも大切。

 

約2年ぶりに先生のクラスを受け終わったあとの爽快感ったら。

意識がクリアになり、思考が明晰になり、身体はスッキリほっこりしている。

ヨガの効能。

 

意識ってなに?心は?思考は?感情は?分けて考えていいものなの?全部魂なの?そもそも『私』って誰?この文章を書かせているのは誰?

 

妊娠、出産、育児を経て遠ざかっていたヨガとインド哲学

また向き合いたいと思います。

 

徒然なるままに。